2/21開幕|大ゴッホ展 福島で「夜のカフェテラス」来日
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 17:38
大ゴッホ展 福島展
開催期間:2月21日〜5月10日
ゴッホの代表作が福島へ――展示の見どころと構成
画家フィンセント・ファン・ゴッホの代表作を中心に構成された展覧会「福島県政150周年・東日本大震災15年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が、2026年2月21日から5月10日まで福島県立美術館(福島市)で開催されます。プレスリリースは株式会社福島民報社より2025年12月1日15時23分に発表されました。
本展はオランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵の所蔵品を二期に分けて展示する企画であり、初期から晩年期、フランス・アルル地方期に至るゴッホの画業の変遷をたどります。第1期では「自画像」や約20年ぶりに来日する代表作「夜のカフェテラス(フォルム広場)」を含むゴッホの作品57点が展示され、モネ、ルノワールなど同時代の画家の作品を合わせて合計74点を公開予定です。
第1期の特色と作品の系譜
第1期はゴッホの画業の流れを追うもので、初期の作品からフランスのアルル期、晩年へと至る変化を系統的に示す構成です。自画像や生活や風景を描いた作品群を通して作風の変遷を実感できます。
とくに注目されるのは「夜のカフェテラス(フォルム広場)」の来日です。約20年ぶりの来日であることが明示され、国内で直接鑑賞できる機会は限られます。併せて同時代の印象派・ポスト印象派画家の作品も展示され、時代背景や影響関係を検証する好機となります。
音声ガイドと鑑賞サポート
本展の音声ガイドナビゲーターには俳優の綾瀬はるかさんが起用されました。音声ガイドを通じて、各作品の鑑賞ポイントや作家の背景を分かりやすく解説する予定です。
展示構成や音声ガイドの導入により、初めてゴッホに触れる人から深く研究している愛好家まで、それぞれのレベルに応じた鑑賞体験が提供されます。展示点数と構成から、ゆっくりと時間をかけて鑑賞することが推奨されます。
チケット情報と福島展限定グッズの内容
主催者は前売券の販売および〈福島展限定グッズ付きチケット〉の販売を開始したと発表しました。前売券は公式サイト(https://www.minpo.jp/vangogh/)から購入可能です。土日祝日および4月14日以降は土日祝日料金・日時指定予約制となる点に注意が必要です。
団体受付についても案内があり、学校や団体での来場を検討する場合は所定の手続きに従って申し込みを行ってください。公式サイトにて最新の販売状況を確認することが推奨されます。
福島展限定グッズ付きチケットの詳細
福島展限定グッズ付きチケットは5,500円(税込)/数量限定で販売されます。付属する限定グッズの内容は以下のとおりです。
- 福島民芸品「赤べこ」×大ゴッホ展オリジナルデザイン
- 双葉町と共同開発したタオル「ダキシメテフタバ」ロゴ入り
限定グッズは数量限定であるため、早期完売が予想されます。グッズ付チケットの販売可否・在庫状況は公式サイトおよび販売ページで確認してください。
チケット購入時の注意事項
チケットは公式ホームページから購入する形式です。土日祝日および4月14日以降は日時指定の予約制に切り替わるため、来場日時を選んだ上で購入手続きを行う必要があります。
最終入館は開館時間の関係で16:30となっており、チケット購入と当日の入場時間に十分余裕をもって行動してください。団体利用やその他の問い合わせは展覧会事務局へ連絡することが可能です。
会場、スケジュール、アクセス、問い合わせ先
会場は福島県立美術館(福島県福島市森合字西養山1)で、会期は2026年2月21日(土)から2026年5月10日(日)までとなります。開館時間は9:30〜17:00(最終入館16:30)です。
休館日は基本的に月曜日ですが、例外として2月23日と5月4日は開館、代わりに2月24日(火)が休館となる旨が明示されています。開館時間や休館日は変更される可能性があるため、事前に公式サイトで確認することが必要です。
アクセスと来館にあたっての注意
会場は福島市内の公共施設であり、公共交通機関の利用が推奨されます。駐車場、公共交通機関でのアクセス詳細は公式サイトや美術館の案内を参照してください。
会期中の混雑が予想される日程(特に土日祝日、4月14日以降の期間)は日時指定予約制となるため、訪問計画は早めに立てることが望ましいです。グッズ付きチケットの数量限定販売にも注意してください。
問い合わせ先
展覧会に関する問い合わせは以下のとおりです。営業時間内の連絡を推奨します。
- 大ゴッホ展実行委員会事務局(福島民報社 事業局)
- TEL:024-531-4171(平日 午前10時~午後5時)
また、公式サイト(https://www.minpo.jp/vangogh/index.html)には最新情報、チケット販売ページ、ダウンロード可能なプレス素材が用意されています。画像ファイルのダウンロードや追加資料が必要な場合はそちらを確認してください。
主催体制、協賛・協力機関および展示に関する付帯情報
本展は「大ゴッホ展実行委員会」が主催し、構成機関として福島県、福島県教育委員会、福島県立美術館、公立大学法人福島県立医科大学、福島市、福島民報社、NHK福島放送局、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFMが名を連ねています。
後援はオランダ王国大使館、特別協力はクレラー=ミュラー美術館、協力としてKLMオランダ航空、企画はハタインターナショナルが担当しています。
協賛・協力企業(一覧)
協賛企業は多岐にわたり、地域企業や交通・金融・観光関連企業が参加しています。主な協賛企業は以下の通りです。
- 東邦銀行
- 福島日産自動車
- DMC aizu
- JR東日本
- 東北電力
- I&Iグループ
- NCV
- 朝日システム
- エフコム
- キョウワグループ
- 幸楽苑
- SaCuRa knowledge Factory
- JTB
- 大東銀行
- 日産プリンス福島
- 福島銀行
- 福島トヨタ自動車
- ふくしま未来研究会
- ベスト個別
これらの協賛によって展覧会の運営や関連事業が支えられています。広域の協力体制が整っている点は、地域振興や文化発信の観点からも重要な要素です。
展示出品元と関連リンク
展示の中心はオランダのクレラー=ミュラー美術館の所蔵品であり、特別協力として同館の関与を受けています。これにより、まとまった規模でゴッホの作品群を国内で観覧できる機会が実現しました。
関連リンクおよび公式情報は以下のURLで確認できます。必要な資料や追加情報は公式サイトのプレス素材(画像ファイル等)からダウンロード可能です。
展覧会のポイント整理(要点一覧)
以下の表は本記事で取り上げた主要情報を整理したものです。展覧会の基本データ、チケット情報、主催・協力体制などを一覧で示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 福島県政150周年・東日本大震災15年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス |
| 会期 | 2026年2月21日(土)~2026年5月10日(日) |
| 会場 | 福島県立美術館(福島県福島市森合字西養山1) |
| 開館時間 | 9:30~17:00(最終入館 16:30) |
| 休館日 | 月曜日(ただし2/23、5/4は開館)、2/24(火)休館。変更の可能性あり。 |
| 展示点数 | ゴッホ作品57点、同時代作家作品を含め合計74点 |
| 目玉作品 | 「夜のカフェテラス(フォルム広場)」約20年ぶりの来日、「自画像」ほか |
| 音声ガイド | 綾瀬はるか(ナビゲーター) |
| 前売券・販売 | 公式サイト(https://www.minpo.jp/vangogh/)で販売。土日祝日および4/14以降は日時指定予約制。 |
| 限定グッズ付きチケット | 5,500円(税込)、数量限定。赤べこ×オリジナルデザイン、双葉町共同開発タオル「ダキシメテフタバ」ロゴ入り。 |
| 主催 | 大ゴッホ展実行委員会(構成機関:福島県ほか) |
| 後援・協賛等 | 後援:オランダ王国大使館、特別協力:クレラー=ミュラー美術館、協賛:東邦銀行、JR東日本など多数 |
| 企画 | ハタインターナショナル |
| 協力 | KLMオランダ航空 |
| 問い合わせ | 大ゴッホ展実行委員会事務局(福島民報社 事業局)TEL:024-531-4171(平日 10:00~17:00) |
| 公式情報 | https://www.minpo.jp/vangogh/index.html |
以上が展覧会の主要な情報の整理です。期間中の開館時間やチケット販売条件、限定グッズの在庫などは公式サイトで最新情報を確認してください。展覧会は、クレラー=ミュラー美術館の所蔵品を通じてゴッホの歩みを辿る構成となっており、国内でまとまった規模の作品を鑑賞できる貴重な機会です。
参考リンク: