12/10〜 エコプロで高速オフセットのサステナブル展示
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 18:02
エコプロ2025出展
開催期間:12月10日〜12月12日
大阪の印刷会社が提示する「いいね」な発想 — エコプロ2025出展の全貌
株式会社高速オフセットは、2025年12月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイト東ホールで開催される「エコプロ2025」に出展します。ブースは東ホール/ブース番号 6-072(エコチルコーナー内)で、出展はサステナブルな印刷資材や産学官連携事例、カーボンニュートラルに向けた取り組みなど多岐にわたります。
本出展は「それ、いいね展」というコンセプトのもと、来場者にとって分かりやすく実行可能なサステナブルアイデアを提示することを目的としています。出展に関する公式の入場登録はエコプロの公式サイトを参照してください(https://messe.nikkei.co.jp/ep/)。
出展日時と会場の確認
出展日程は2025年12月10日(水)~12日(金)です。会場は東京ビッグサイト東ホール、ブース番号は6-072。来場にあたっての入場登録はエコプロ公式サイトで行う必要があります。
プレスリリースは2025年12月2日 14時10分付で発表されており、出展内容や来場特典などの詳細は同社の広報発表に基づきます。
- 日時:2025年12月10日(水)~12日(金)
- 場所:東京ビッグサイト 東ホール
- ブース:6-072(エコチルコーナー内)
- 入場登録:エコプロ公式サイトを参照(https://messe.nikkei.co.jp/ep/)
展示の核となる素材と事例 — 実物で見るサステナブル印刷の選択肢
高速オフセットのブースでは、単なる説明資料だけでなく実際に手に取れる素材・製品を用いて、サステナブルな印刷の選択肢を提示します。使われている具体的な素材や事例を見比べられることが特徴です。
展示の中心には、100%ペットボトル再生布を用いた電飾布看板や、地域産業と雇用を支援する紙、教育連携向けのサステナブル紙など、用途別に整理されたサンプル展示が含まれます。
主な展示アイテムと事例
- LUFAS®(100%ペットボトル再生布)
- 再生PETから作られた電飾布看板。屋内外での掲出に適した素材として、リサイクルループの視覚化を目的に展示されます。
- ゼロCO2ペーパー(奈良県・天川村由来)
- 地域産業の支援と雇用創出を意図したカーボンニュートラルな紙。社内報などの実使用事例を紹介します。
- 教育連携でのサステナブル紙活用
- 小学生向けの工場見学や教育用印刷物での採用例を提示。学びの場で用いることで紙選びがどのように教育に結びつくかを示します。
展示は実物サンプルの手触りや印刷結果を比較できるように構成され、来場者が実務での導入を検討するための情報が揃えられています。
来場者特典と参加型コンテンツ — トレカ、ガチャ、バナナ名刺プロジェクト
来場者に向けた特典や参加型の企画が用意されています。配布物や抽選形式の体験型企画により、サステナブルな素材に触れる機会を創出します。
これらは単なるノベルティではなく、素材の魅力を伝え、実際の採用へ結びつける意図が込められています。以下に具体的な内容を整理します。
みらい~ねトレカ(先着配布)
ブース来場者全員に、サステナブル紙で作成した「みらい~ねトレカ」を先着順で配布します。高速オフセットが取り扱うサステナブル紙のうち7種類を厳選し、ランダムで1枚を配布します。
- バナナペーパー
- kome-kami(コメガミ)
- クラフトビールペーパー
- 東北コットン CoC
- タンザニアコットン
- FSC®認証紙
- フラワーペーパー
デザインはイメージも展示され、学生から企業担当者まで幅広い来場者にサステナブル紙を手に取ってもらうことを狙っています。
投票&アンケート特典:紙製カプセルトイ「ガチャルン®」
ブース内で各取り組みを見学した後、来場者が投票およびカーボンニュートラルに関するアンケートに答えると、紙製カプセルトイマシン「ガチャルン®」を1回無料で利用できます。景品はバナナペーパーのオリジナルカレンダーや間伐材グッズなどです。
景品例としては、バナナペーパー製のオリジナルカレンダーや、いいねくんのバナナペーパーシールなどが用意されます。参加を通じて素材の使い方や特性を体感できる仕組みです。
877人から始めるバナナ名刺プロジェクト(KAMIKEN)
サステナブル紙啓発チーム「KAMIKEN」によるプロジェクト「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」は、2024年11月15日より運営を開始しています。本プロジェクトはバナナペーパーを用いた名刺を無償で作成・配布し、用途拡大を促す取り組みです。
エコプロ2025において第5回の参加者を募集します。名刺交換1件につき10枚のバナナペーパー名刺を製造して郵送する仕組みで、過去参加者の再申し込みも可能です。詳細は以下のリンクで案内されています。
- プロジェクト プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000090597.html
- 特設ページ: https://www.kousoku-offset.co.jp/lp/877project/
- KAMIKEN公式サイト: https://www.kousoku-offset.co.jp/kamiken/
会社情報・沿革と連携実績 — 実務の蓄積と社会連携の軌跡
高速オフセットは大阪本社を拠点とする総合印刷会社で、サステナブル紙の普及や教育連携、国際的な現地視察などを通じて活動を続けています。以下に会社の概要と沿革をまとめます。
また、取材や問い合わせに際しての注意点として、同社はPR Times経由での営業メールや電話を固く断る旨を明記しています。
会社概要
- 社名
- 株式会社高速オフセット
- 本社所在地
- 大阪市西区北堀江2-5-24 KOUSOKU堀江ビル
- 代表者
- 代表:島田 智
- コーポレートサイト
- https://www.kousoku-offset.co.jp/
沿革(主な年表)
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 1986年 | 毎日新聞社と関連会社の出資により株式会社高速オフセット設立 |
| 2008年 | FSC®-COC認証(FSC-C020167)取得 |
| 2020年 | フェアトレード紙「バナナペーパー」取り扱い開始 |
| 2023年 | ワンプラネット・ペーパー®協議会入会、エコプロ2023で紙研究所を初出展、サステナブル紙普及プロジェクト「KAMIKEN」本格始動 |
| 2024年 | バナナペーパー原料のザンビア現地視察、大阪でのワンプラネット・ペーパー®フェス初出展、エコチルオフィシャルパートナー参画、小学生向け工場見学実施、877人プロジェクト開始、エコプロ2024でサステナブル紙展を展示 |
| 2025年 | 「エコチルSDGs探検隊!親子で学ぶジュニアSDGsキャンプ in 万博」参画、類設計室運営の学習塾「類塾プラス」との共創活動 |
これらの活動履歴やKAMIKENの最新情報は、KAMIKEN公式サイト内の「お知らせ・メディア掲載」ページで確認できます(https://www.kousoku-offset.co.jp/kamiken/kamiken-news/)。
まとめ(出展情報の整理表)
以下の表に、本記事で紹介したエコプロ2025出展に関する主要情報を整理しています。来場前の確認や出展内容の把握にご利用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催イベント | エコプロ2025 |
| 出展者 | 株式会社高速オフセット(代表:島田 智) |
| 出展日時 | 2025年12月10日(水)~12日(金) |
| 会場 | 東京ビッグサイト 東ホール |
| ブース番号 | 6-072(エコチルコーナー内) |
| 主な展示 | LUFAS®(100%再生PET布)電飾看板、ゼロCO2ペーパー事例、サステナブル紙を用いた教育連携事例 |
| 来場者特典 | みらい~ねトレカ(先着配布)、投票&アンケートでガチャルン®参加(バナナペーパー製カレンダー等が当たる) |
| KAMIKEN関連 | 「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」第5回参加者募集(名刺10枚製造・郵送) |
| 連絡先・公式サイト | https://www.kousoku-offset.co.jp/(会社サイト)、KAMIKEN:https://www.kousoku-offset.co.jp/kamiken/ |
| 注意事項 | 入場登録はエコプロ公式サイトで実施。PR Timesを見ての営業メール、電話は固くお断り。 |
本記事では、高速オフセットがエコプロ2025で示す具体的な素材と活動、来場者向け企画、そして同社の沿革と連携実績を整理しました。展示は実物サンプルを通じてサステナブル素材の選択肢を比較できる構成となっており、KAMIKENによる普及プロジェクトや参加型の特典企画を通じて、サステナブルな紙の利用促進を目指しています。