12/22開催 GACが描くアニメ人材育成の今

GAC成果と展望トーク

開催日:12月22日

GAC成果と展望トーク
誰が出て何を話すの?
小笠原宗紀(キネマシトラス会長)、長谷川博美(同・海外企画)、安井洋輔(日本総合研究所)が登壇。GACの3年間の成果や英語特訓、海外インターン、国際共同制作の課題と今後の展望を事例交えて語ります。
参加するにはどうすればいい?料金は?定員は?
申込は記事の詳細ページから手続き可能。開催は2025年12月22日19:00(18:30開場)、会場はイード セミナールーム。BRANCライト会員は無料、一般は2,480円、定員40名です。

国際市場で活躍できるクリエイター育成が急務となった背景

日本のアニメは世界で高い評価を受けている一方で、現場を支える人材は日常業務に追われる中で国際的な経験や感覚を積む機会が限られています。本記事が扱うイベントは、そうした現状認識から生まれた「GAC(グローバル・アニメ・チャレンジ)」という3年計画の成果と課題を関係者が共有する場です。

GACは「世界で活躍できる次世代クリエイターを育てる」ことを目的に、参加者に対して実務的な英語トレーニング、海外スタジオでのインターンシップ、海外イベント出展などを組み合わせた育成プログラムを実施してきました。本稿では、12月22日に開催されるトークイベントの内容を整理し、なぜ今グローバル人材育成が急務なのかを具体的に伝えます。

【12月22日開催】なぜ今、日本アニメに「グローバル人材育成」が急務なのか? キネマシトラス小笠原氏・長谷川氏、日本総研・安井氏が登壇「Dialogue for BRANC #11」 画像 2

GAC(グローバル・アニメ・チャレンジ)の狙いと要素

GACは3年間の取り組みで、参加者が国際プロジェクトに必要な実務スキルと英語運用力を高めることを狙いとしています。単発の研修ではなく、長期的な経験の積み重ねでグローバル感覚を醸成する点が特徴です。

具体的には現場での英語特訓、海外スタジオでのインターンシップ、海外イベントへの出展・参加などを通じて、実務に直結する能力を育てる設計になっています。これらは単にスキルを教えるだけでなく、国際的なプロジェクト運営や現地文化への理解を深める機会を提供します。

  • 英語特訓:アニメ制作現場で求められる英語表現やコミュニケーション手法を習得する実践的トレーニング。
  • 海外スタジオでのインターンシップ:現地での共同作業を通じた実務経験の付与。
  • 海外イベント出展:国際見本市やコンベンションへの参加によるネットワーキングと発信力の強化。
【12月22日開催】なぜ今、日本アニメに「グローバル人材育成」が急務なのか? キネマシトラス小笠原氏・長谷川氏、日本総研・安井氏が登壇「Dialogue for BRANC #11」 画像 3

登壇者プロフィール — 現場経験と研究視点の融合

今回のトークには、制作現場で豊富な経験を持つプロデューサーや海外コーディネートの専門家、産業の長期的動向を研究する研究者が登壇します。それぞれが現場での課題認識と解決策の提示を行う見込みです。

以下に登壇者の経歴と担当分野を詳細に示します。各登壇者の専門性が、GACの取り組みをどのように支えてきたかが分かります。

【12月22日開催】なぜ今、日本アニメに「グローバル人材育成」が急務なのか? キネマシトラス小笠原氏・長谷川氏、日本総研・安井氏が登壇「Dialogue for BRANC #11」 画像 4

登壇者の詳細

ここでは各登壇者の経歴と現在の役割を整理します。プロフィール情報はイベント告知に基づくものです。

小笠原 宗紀(おがさわら むねき) — 株式会社キネマシトラス 代表取締役会長

1995年から制作進行(主にアメリカのアニメ)に携わり、その後プロダクション・アイジー、ボンズ、カラーを経てキネマシトラスを創業。以降、多くのアニメーション作品でプロデューサーを務めてきた実務経験を持ちます。

業界現場の運営や国際共同制作に関する知見が深く、GACの現場実装や海外連携面での示唆が期待されます。

長谷川 博美(はせがわ ひろみ) — 株式会社キネマシトラス 海外企画プロデューサー

コーディネーター兼通訳として欧米の見本市やコンベンションに多数参加し、北米VIZメディアで6年間勤務。Netflixオリジナルアニメ『エデン』で共同プロデューサーを務めた経験を有します。

現在はKickstarter支援や海外アニメーターの育成、スタジオ受入支援、英語監修・海外コーディネート全般を担当しており、実務的な国際コミュニケーション手法や教育プログラムの運用面で中心的役割を担っています。

安井 洋輔(やすい ようすけ) — 株式会社日本総合研究所 調査部 上席主任研究員

日本経済の中長期的構造変化を研究テーマとし、アニメ産業の成長戦略を研究中。東京大学経済学部卒、コロンビア大学SIPA(MPA)修了、千葉大学大学院博士後期課程修了(博士〈経済学〉)という学術・政策両面の専門性を持ちます。

産業政策や市場構造の観点から、グローバル化に対応する人材育成の経済的意義や長期的効果を提示する役割が期待されます。

MC:杉本 穂高(すぎもと ほたか) — Branc編集長

実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』の著者で、映画とアニメーションに関する取材・執筆経験が豊富です。

トークの進行役として、登壇者の議論を視聴者にわかりやすく整理し、Q&Aやディスカッションを誘導します。

当日のプログラムと参加方法

イベントはトークセッションと懇親会を組み合わせた構成で、参加者同士や登壇者との交流を通じて具体的な知見を得られる場が設けられます。開始は19:00、終了予定は21:30です(18:30開場)。

以下に当日のタイムテーブルと参加にあたっての費用・申込方法、会場情報をまとめます。定員や会費の条件など、申込前に確認すべき点も明記します。

タイムテーブル

イベントの進行は時間帯ごとに明確に区切られており、トークと質疑、懇親がバランスよく配置されています。

以下のスケジュールにしたがって進行します。開始時間と各セクションの内容を参考にしてください。

時間 内容
18:30 開場
19:00 イベント開始
19:05 トークセッション①(GACの歩み、育成計画の背景など)
19:35 トークセッション②(ワークショップ、英語特訓、インターン、フランス視察報告など)
20:05 Q&A・ディスカッション
20:30 懇親会・ネットワーキング(軽食・ドリンクあり)
21:30 終了予定

参加費・申込・会場情報

参加費は会員種別により異なります。BRANCのライト会員(月額980円)は本イベントに無料で参加できます。一般(無料会員)の場合は2,480円の参加費が設定されています。非会員の方はライト会員に申し込むことで無料参加が可能です。

定員は40名です。申込・詳細は下記のリンクから確認・手続きを行ってください。会場のアクセス情報も公式のリンクにて案内されています。

  • イベント名:Dialogue for BRANC #11「なぜ今、日本アニメに『グローバル人材育成』が急務なのか?」
  • 日時:2025年12月22日(月) 19:00~21:30(18:30開場)
  • 会場:株式会社イード セミナールーム(東京都中野区本町一丁目32番2号 ハーモニータワー18階)
  • アクセス:https://www.iid.co.jp/company/access.html
  • 参加費:BRANC MEMBERSHIP ライト会員(月額980円):無料、一般(無料会員):2,480円
  • 定員:40名
  • 詳細・お申込み:https://branc.jp/article/2025/11/21/2162.html

Branc・主催者情報とメディア連絡先

本イベントは、映像産業に特化したメディア「Branc(ブラン)」を運営する株式会社イードが主催します。Brancは2022年9月に開設され、映画(ドラマ)・アニメを中心に映像ビジネスの最新動向を伝えることを目的としています。

シリーズイベント「Dialogue for BRANC」は過去に海外映画市場動向や国際共同製作をテーマに開催しており、業界関係者の議論を深化させる場として運営されています。メディアや取材希望、広報に関する問い合わせ先も下記に示します。

主催・問い合わせ先

主催は株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋)。広報・メディア問い合わせは公式フォームから連絡できます。

連絡先・所在地等は以下の通りです。取材や掲載に関する問合せは指定のフォームを利用してください。

イベント告知には関連画像が付随しており、プレスリリース素材としてダウンロードが可能です。画像の利用や二次利用に関する詳細は告知ページで確認してください。

シリーズとコンセプト

「Dialogue for BRANC」はオフラインで業界人を交えて対話を深めるシリーズです。過去のテーマは海外市場や国際共同製作など、業界の国際化に関連するものが中心となっています。

Brancは「映像業界を“共に”変えていく。」をコンセプトに掲げ、業界内外の意見交換を促進する場として記事やイベントを継続的に提供しています。

イベント情報の要点まとめ
項目 内容
イベント名 Dialogue for BRANC #11「なぜ今、日本アニメに『グローバル人材育成』が急務なのか?」
日時 2025年12月22日(月) 19:00~21:30(18:30開場)
会場 株式会社イード セミナールーム(東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー18階)
登壇者 小笠原 宗紀(キネマシトラス代表取締役会長)、長谷川 博美(キネマシトラス海外企画プロデューサー)、安井 洋輔(日本総合研究所 調査部 上席主任研究員)、MC:杉本 穂高(Branc編集長)
プログラム トークセッション①(GACの歩み等)、トークセッション②(ワークショップ・英語特訓・インターン・フランス視察報告等)、Q&A、懇親会(軽食・ドリンク)
参加費 BRANC MEMBERSHIP ライト会員(月額980円):無料、一般(無料会員):2,480円
定員 40名
申込・詳細 https://branc.jp/article/2025/11/21/2162.html
主催・問い合わせ 株式会社イード(Branc運営)/広報・メディア問い合わせフォーム:広報メディア
関連キーワード アニメ、GAC、映画、映像業界

この記事では、GACという3年間の取り組みの概要、そこで培われた教育・実務の具体的手法、登壇者のプロフィール、当日の運営プログラム、参加方法および主催者情報を網羅的に整理しました。関係者や関心のある読者は、記載の申込リンクと問い合わせ窓口を通じて詳細を確認してください。