nekochanに写真投稿の新機能「スレッド」登場

猫の静的表現を扱う新たな場：「nekochan」に「スレッド」機能が登場

2025年12月4日15時08分、株式会社WOWOWが運営する猫専門ライブ配信アプリ「nekochan」は、新機能「スレッド」を正式にリリースしました。今回の発表は、これまでライブ配信を中核としてきたサービスに、静的コンテンツを中心とする新たな投稿・閲覧機能を導入することを意味します。

「スレッド」は猫の写真やテーマごとの話題を気軽に投稿・閲覧できる場として設計されており、ライブ配信とは異なる形で猫の魅力に触れる機会を提供します。運営側が定期的に提示する投稿テーマ（お題）と、ユーザー自身による自由な投稿が共存する新しい場です。

導入の背景と目的

nekochanは2023年7月に正式リリースされ、猫の遊ぶ姿やくつろぐ様子をリアルタイムで楽しめる特化型のライブ配信アプリとして展開してきました。アレルギー等の事情で猫と暮らせない層や、猫を安易に迎え入れたり手放したりする現状を踏まえ、オンライン上で猫と人の新たな関係性やつながりを作ることを目指しています。

「スレッド」導入により、ライブ配信だけでなく、写真・テーマ投稿を軸にしたコミュニティ機能を強化し、より多様な猫体験を提供することが狙いです。静的コンテンツとライブ配信を組み合わせることで、利用者は自分の関心に合わせた利用動線を選択できます。

「スレッド」機能の具体的な仕組みと利用方法

「スレッド」はライブ配信と異なり、即時性よりも保存性・探索性を重視した静的な投稿領域です。写真や短いコメントを中心に、テーマに沿った投稿を行えるようになっています。投稿はユーザーが自由に行うことができ、他ユーザーの投稿を閲覧することで、多様な猫の姿をまとめて楽しめます。

運営側が定期的に用意する投稿テーマ（お題）を利用することで、投稿のハードルが下がり、共通のトピックでコンテンツが集まる仕組みになっています。また、スレッド内で関心を持った猫ライバーの配信に遷移することも可能で、静的コンテンツとライブ配信の行き来がシームレスになります。

主な機能と利用フロー

以下に「スレッド」機能の主要な要素を整理します。

• 企画型スレッド（運営提示のお題）：例えば「小さい頃の写真みせて」「寝顔みせて」「おすすめのカリカリ教えて」など、運営側が定期的に提示するテーマにユーザーが投稿する形式。
• 自由投稿：テーマに縛られない自由な写真やコメントを投稿できる領域で、日常の一コマを共有可能。
• 閲覧と遷移：スレッドで気になった猫ライバーの配信ページへ移動でき、配信とスレッドを行き来して楽しめる。
• 探索性の向上：静的投稿は保存性が高いため、過去の投稿を遡って閲覧することが容易。

利用フローはシンプルで、アプリ内のスレッドタブからテーマ一覧を確認→投稿または閲覧→興味が湧けばライブ配信へ遷移、という動線が想定されています。これにより短時間での接触から深い関心形成まで、利用者ごとに異なる体験が成立します。

スレッドがもたらす利用体験の変化

スレッドはライブ配信で見られる「今この瞬間」の魅力に対し、保存性のある写真やテーマ別の会話を通じて「いつでも振り返れる魅力」を提供します。これにより、配信を見逃したユーザーや短時間しかアクセスできないユーザーにとっても、猫の魅力に触れる入口が増えます。

また、スレッドを通じてユーザー同士の共通話題が生まれることにより、コミュニティ性が高まることが期待されます。スレッドで興味を持ったライバーを配信で応援する、配信で見た猫をスレッドでさらに深く知る、といった双方向の利用が可能になります。

スレッドで提示される投稿テーマの例

「小さい頃の写真みせて」

子猫時代の姿を共有するテーマ。成長の記録やエピソードが集まりやすい。

「寝顔みせて」

リラックスした表情を中心とした写真投稿が想定されるテーマ。安らぎを感じるコンテンツが蓄積される。

「おすすめのカリカリ教えて」

フードに関する情報交換がされるテーマ。実体験に基づく情報共有が期待される。

これらのテーマは運営が定期的に提供予定であり、テーマに応じたコメントや写真が集まることで話題が形成されます。ユーザーはテーマを選んで参加するだけでなく、他の投稿を閲覧して興味を深めることもできます。

nekochanの現状規模と運営情報、まとめ表

nekochanは2023年7月に正式リリースされ、総ダウンロード数は13万を超えています。現在、インフルエンサーを中心に約1000ライバー、総猫数2000匹以上がプラットフォーム上に存在しています。こうした規模を背景に、スレッド機能の導入は既存利用者に新たな参加機会を提供すると同時に、新規利用者の獲得を目指す一手となります。

サービスへのアクセスに関しては、公式サイトや各アプリストア、公式SNSで情報が提供されています。関連リンクやSNSアカウントは下記の通りです。

• 公式ダウンロードリンク: https://nekochanlive.onelink.me/cihe/2r20zvp3
• Instagram: @nekochan_app
• X（旧Twitter）: @nekochan_app
• 運営: 株式会社WOWOW
• お問い合わせ: nekochan公式SNSのDMにて受付

以上が今回の「スレッド」リリースに関する主要な情報の整理です。静的な写真投稿とライブ配信が補完し合うことで、nekochanは単なる配信プラットフォームから、テーマごとの会話や保存コンテンツを含む猫コミュニティプラットフォームへと機能を拡張しています。利用者はスレッドと配信の双方を行き来しながら、多様な猫体験を選択できるようになります。