大分産姫だこ使用の『たこめしおむすび』がセブンで期間販売
ベストカレンダー編集部
2025年12月5日 10:50
たこめしおむすび販売
開催期間:11月21日〜12月4日
地元の味を生かした期間限定商品「たこめしおむすび」登場
一般社団法人うみらいふは、若者の魚離れや海洋ごみ問題への関心喚起を目的として、(株)セブン‐イレブン・ジャパンと連携し、2025年11月21日(金)から12月4日(木)までの期間限定で大分県内のセブン‐イレブン全店舗にて「たこめしおむすび」を販売しました。プレスリリースはソーシャルアクションネットワークより2025年12月5日10時00分に配信されています。
具材には大分県北部で水揚げされた姫だこを使用し、ご飯には姫だこの煮汁や出汁を加えて炊き上げることで、外側の具材だけでなく内側のご飯まで姫だこの風味が感じられる設計になっています。販売期間中におむすびを手にしたお客様からは好評の声が寄せられ、若者の魚離れ対策や海洋ごみ問題への啓発にもつながる取り組みになったと報告されています。
商品特徴と調理方法のポイント
たこめしおむすびは、姫だこの旨味を最大限に引き出すために具材と炊飯プロセスを工夫しています。具材の姫だこは大分県北部で水揚げされたものを使用し、煮汁や出汁を加えたご飯で握ることで統一感のある味わいを実現しています。
販売にあたっては、品質管理や味の安定を図るためにセブン‐イレブンの既存の製造・配送体制と連携し、期間限定商品として県内全店で均一に提供されました。販売開始日は2025年11月21日、販売終了日は2025年12月4日です。
店頭での啓発活動とリサイクル推進の取り組み
「海洋ごみの8割は街から」という考えに基づき、本企画では商品販売に留まらず店舗周辺の清掃活動や店頭での啓発を実施しました。店頭の包材には日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の表記を入れ、消費者にプラスチックごみのリサイクルを促す表示を行っています。
さらにポスターや店内POPにもプラスチックごみのリサイクルを促す文言を掲載し、商品を購入した後の適切な廃棄・分別につなげる仕掛けを取り入れました。これらの店頭施策は、商品を通じて海洋問題への関心を高めることを目的に実施されています。
具体的な店頭活動の内容
店舗での取り組みは次の要素で構成されました。まず、販売期間中に店舗周辺での清掃活動を実施し、参加者や地域の方に海洋ごみ問題を身近に感じてもらう機会を作りました。次に、包材やPOPを通じてリサイクルの呼びかけを行い、購入後の行動変容を促しました。
これらは一連の啓発活動として位置づけられ、実施場所は大分県内のセブン‐イレブン全店舗、日程は2025年11月21日から12月4日までです。協力団体は㈱セブン‐イレブン・ジャパンで、一般社団法人うみらいふが主催しています。
関係者への表敬訪問と地域の反応
販売に先立ち、一般社団法人うみらいふは表敬訪問を実施しました。11月19日(水)には国東市の松井督治市長への表敬訪問を行い、11月21日(金)には大分県庁農林水産部を訪問しました。訪問の場ではプロジェクトの経緯や具材選定の理由、海洋問題に関する啓発の目的などを説明しました。
表敬訪問の際、国東市の松井市長および大分県庁農林水産部の関係者が実際にたこめしおむすびを試食し、味については「とても美味しい」との反応がありました。同時に地域活性化に関する意見交換も行われ、有意義な時間となったと報告されています。
訪問での主なやり取りと確認事項
表敬訪問では次の点が説明・確認されました。プロジェクトの目的(若者の魚離れ対策、海洋ごみ問題の啓発)、商品の具材選定理由(大分北部で水揚げされた姫だこの使用)、販売スケジュール(2025年11月21日〜12月4日)などです。
また、地元自治体と県庁からは味の評価に加えて地域振興の観点での示唆が得られ、今後の啓発活動や類似の取り組み実施に向けた前向きな意見交換が行われました。これらのやり取りはプロジェクトの信用性や地域連携の強化に寄与しています。
プロジェクトの位置づけと団体情報
本企画は日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」およびその一環である「CHANGE FOR THE BLUE」による海洋ごみ対策プロジェクトの一環として実施されました。CHANGE FOR THE BLUEは2018年11月から推進されており、国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、“これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識向上を目標としています。
一般社団法人うみらいふの活動は、次世代に綺麗な海を残すことを目的に、県民に海洋ごみについての関心を持ってもらい、自発的なごみ拾いや周囲への啓発、個人単位でのごみ排出量削減を促すことにあります。団体の情報や詳細は以下のURLで公開されています。
- 団体名
- 一般社団法人うみらいふ
- 公式サイト
- https://oita.uminohi.jp/
- 関連プロジェクト
- 日本財団「海と日本プロジェクト」/CHANGE FOR THE BLUE(https://uminohi.jp/umigomi/)
今回の取り組みは、産官学民のステークホルダーと連携しながら海洋ごみ削減のモデルを作り、国内外に発信していくというCHANGE FOR THE BLUEの方針に沿った実践例の一つです。コンビニエンスストアという日常の接点を活用することで、消費行動と環境啓発を結びつける試みとなっています。
企画の要点を整理したまとめ
以下の表は、本プレスリリースで示された企画の主要な情報を整理したものです。日程、場所、関係者、商品仕様、啓発内容などを分かりやすくまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売商品 | たこめしおむすび(具材:大分県北部で水揚げされた姫だこ。ご飯は姫だこの煮汁・出汁で炊き上げ) |
| 販売期間 | 2025年11月21日(金)~2025年12月4日(木) |
| 販売場所 | 大分県内のセブン‐イレブン全店舗 |
| 主催・実施 | 一般社団法人うみらいふ(主催)/(株)セブン‐イレブン・ジャパン(協力) |
| 関連プロジェクト | 日本財団「海と日本プロジェクト」・CHANGE FOR THE BLUE |
| 店頭での啓発 | 包材へのプロジェクト表記、店内POP・ポスターでプラスチックごみのリサイクル呼びかけ、店舗周辺清掃活動実施 |
| 表敬訪問 | 2025年11月19日:国東市 松井督治市長へ訪問。2025年11月21日:大分県庁農林水産部へ訪問。試食の反応は「とても美味しい」。 |
| プレスリリース | 配信元:ソーシャルアクションネットワーク、配信日時:2025年12月5日 10時00分 |
| 参考URL | https://oita.uminohi.jp/ / https://uminohi.jp/umigomi/ |
本件は日常の消費行動を通して海洋問題への関心を高めることを目的とした取り組みであり、地元産の食材を活用した商品展開、店頭での啓発表示、清掃活動、自治体への説明など一連の施策を通じて、海洋ごみ削減や地域活性化を目指した実践例として位置づけられます。
参考リンク: