12/9開催|CG制作で使える実践数学講座
ベストカレンダー編集部
2025年12月5日 12:33
CG実践数学講座
開催日:12月9日
ゲームCG制作に不可欠な数学を『道具』として学ぶ講座の意図
株式会社ボーンデジタルが発表した『CGグラフィックスのための実践数学講座~数式は絵をつくるための道具~』は、ゲームCGで用いられる数学を中心に、初心者から中級者までを対象にわかりやすく解説するオンライン講座です。プレスリリースは2025年12月5日11時00分に公開され、開催は2025年12月9日(火)に設定されています。
本講座の基本的な狙いは、抽象的に学ばれがちな数式を単なる理論ではなく「画面上の表現を生み出すための実用的な道具」として体系的に理解させる点にあります。開発現場で実際に役立つ数学の使い方、どの局面でどの数学が適用されるのかを明確にすることが主目的とされています。
対象とする受講者像と学習目標
対象は数学の基礎を持つがCGやゲームの制作に数学を応用する経験が浅い人から、中級レベルでより深い理解を求める人まで幅広く想定されています。講義を通じて「CGのどの部分で数学が使われているか」や「どのような数学を学ぶ必要があるか」をクリアにします。
また、図解や実際のプログラム、挙動のデモを用いることで、数式と画面上の表現の結びつきを視覚的に示し、理論と実装の間のギャップを埋めることが重視されています。
講義内容と学習の流れ:図解・コード・デモで結びつける
講義は単なる座学ではなく、図解、実際のプログラム、挙動デモを組み合わせて進行します。これにより、数式がどのようにレンダリングやアニメーション、物理挙動などのCG表現につながるかを段階的に理解できます。
講義ではC++やHLSLなど具体的なプログラムとの関連も紹介されるため、技術的な実装イメージを持ちながら学習を進められます。実務での適用を見据えた説明が中心です。
講座で扱う要素(主な内容)
- ゲームCGで頻出する数学概念の解説(ベクトル、行列、座標変換、補間、物理関連の数式など)
- 図解による視覚的理解の促進
- C++やHLSLを用いた実装例の提示
- 挙動デモでの結果確認と数式の意味付け
講義終了後には理解度を確認するためのテストが実施されます。正答率の低かった問題には講師による解説が行われ、復習を通じて理解を深める仕組みが用意されています。
講師プロフィールとこれまでの実績
本講座の講師は川野 竜一氏です。川野氏は格闘ゲームで実績のある企業でプログラミングを担当した経験の後、ゲーム専門学校の教員を務め、現在はフリーランスのプログラマーとして活動しつつ非常勤教員も兼任しています。
川野氏はCEDECやCEDEC+KYUSHUでの登壇経験が多数あり、著書に『DirectX12の魔導書』があります。経歴は以下の通りに要約されています。
- 学歴
- 1998年 九州芸術工科大学画像設計学科 卒業
- 職歴
- 2004年 株式会社SNK 入社
- 2011年 ASOポップカルチャー専門学校 入社(教員)
- 2021年 フリーランス活動開始
- 執筆・登壇
- 著書:「DirectX12の魔導書」/CEDECなどでの登壇多数
これらの経験に基づき、実務に直結する観点から数学の適用例や実装ノウハウを提示することが期待されます。
開催概要と申し込みに必要な情報
講座開催の具体的な情報は以下の通りです。開催はオンライン配信形式で行われ、受講しやすい形式が採られています。
開催日時、受講時間、料金、アーカイブ配信などの詳細は下記に整理しています。申込に際してはCGWORLDの案内ページから手続きが行われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年12月9日(火) |
| 開始・終了時間 | 18:00 ~ 21:40 |
| 講義時間 | 220分 |
| 開催方法 | オンライン配信 |
| アーカイブ配信 | あり(期間限定)※開催後、1週間以内にご登録メールアドレスへ配信 |
| 価格 | 3,000円(税抜) |
| 主催 | CGWORLD |
申し込みや詳細の確認はCGWORLD ONLINE ACADEMYの該当ページにて行えます。公式サイトのURLは以下です。
- CGWORLD ONLINE ACADEMY 公式サイト: https://academy.cgworld.jp/
- 運営元(株式会社ボーンデジタル)公式: https://www.borndigital.co.jp/
CGWORLD ONLINE ACADEMYについて
CGWORLD ONLINE ACADEMYは、月刊「CGWORLD +digital video」がプロデュースする日本語の動画チュートリアルサービスです。国内外で活躍するクリエイターによるさまざまなチュートリアルが日本語で提供されることを特徴としています。
学習テーマはコンセプトアート、モデリング、リギング、アニメーション、エフェクト、ライティング、レンダリング、コンポジットなど多岐にわたり、学生やクリエイターが自分に適したテーマから学ぶ構成となっています。
要点の整理(表形式)
ここまで本文で触れてきた重要な情報を表にまとめて整理します。講座の基本情報、講師、配信形式、価格などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表 | 2025年12月5日 11:00(株式会社ボーンデジタル発表) |
| 講座名 | CGグラフィックスのための実践数学講座~数式は絵をつくるための道具~ |
| 開催日 | 2025年12月9日(火)18:00~21:40(220分) |
| 開催形式 | オンライン配信(アーカイブ配信あり、期間限定、開催後1週間以内に登録メールへ配信) |
| 料金 | 3,000円(税抜) |
| 講師 | 川野 竜一(元SNK、教員経験あり、著書『DirectX12の魔導書』、CEDEC登壇多数) |
| 対象 | 初心者から中級者まで(ゲームCGで用いられる数学に関心のあるクリエイターや学生) |
| 講義の特徴 | 図解・実装例(C++、HLSL)・挙動デモを用いた体系的な解説、理解度テストと解説 |
| 主催 | CGWORLD(CGWORLD ONLINE ACADEMY) |
| 公式サイト | https://academy.cgworld.jp/(CGWORLD ONLINE ACADEMY) / https://www.borndigital.co.jp/(株式会社ボーンデジタル) |
以上が本講座に関する発表内容の要点です。講義は数式とビジュアル表現を結び付けることに主眼が置かれており、プログラム実装や挙動の確認を伴う実践的な学習が予定されています。参加を検討する際は、表中の開催日時やアーカイブ配信の条件、受講料などを確認のうえ、公式サイトから申し込み手続きを行うことで詳細な案内が得られます。