1,432人が参加、浜松でパン食い競走がギネス認定

世界最大のパン食い競走

開催日:11月23日

世界最大のパン食い競走
パン食い競走って何?
パンを口でくわえてゴールを目指す遊び・競技で、今回2025年11月23日に浜松で1,432人が参加した「世界最大のパン食い競走」が正式にギネス世界記録™として認定されました。
誰でも参加できるの?
基本は事前登録によるエントリー制で、年齢や身体条件を問わず同じルールで参加可能。今回は8人ずつのレースを繰り返す方式で、誰でも楽しめる仕組みでした。

浜松で1,432人が一斉にパンをくわえた日 — ギネス世界記録™認定の全容

2025年11月23日(日)、静岡県浜松市のアクトシティ浜松 展示ホールで実施された「世界最大のパン食い競走-Largest bread-biting race-」が、正式にギネス世界記録™として認定されました。プレスリリースは株式会社Deportare Partnersが2025年12月5日11時30分に発表しています。

今回の達成は参加者数1,432名という規模で、主催はパン食普及協議会、全日本パン協同組合連合会、そしてぱん食い競走協会です。認定日は実施日と同じ2025年11月23日と記載されています。会場、実施日時、主催および達成人数など、記録の主要な項目は以下の通りです。

実施日時
2025年11月23日(日)
会場
アクトシティ浜松 展示ホール
主催
パン食普及協議会・全日本パン協同組合連合会・ぱん食い競走協会
達成者数
1,432名
記録内容
「最大のパン食い競走-Largest bread-biting race-」
認定日
2025年11月23日
ぱん食い競走協会がギネス世界記録™を達成!! 画像 2

記録挑戦の模様と運営の工夫

当日は、会場内において複数回のレースを順次実施する方式で記録が成立しました。運営側は8人ずつのレースを繰り返す方式を採用し、合計で1,432名が規定通りにパンをくわえてゴールする工程を完了させています。すべての参加者が同一基準でルールに則って競技に参加したことが、ギネス世界記録の認定にあたって重要な要素となりました。

運営面では、参加者の安全確保、ルールの明確化、進行管理のためのラウンド管理、記録確認の手順が重視されました。具体的には各レースでの順序管理、審判の配置、撮影記録の確保、参加者確認のためのエントリーリストの照合などが行われ、これらが積み重なって正確な記録が確保されました。

ぱん食い競走協会がギネス世界記録™を達成!! 画像 3

参加者の流れと競技の見どころ

参加者は事前登録によってエントリーし、当日は会場で番号を受け取り、指示に従ってレースに臨みました。1レースあたり8名でスタートし、ゴール時にパンを口で掴む所作が正しく行われたかを審判が確認する方式です。

競技としての見どころは、年齢や身体条件を問わず同じルールで楽しめる点にあります。子どもが笑顔でパンをくわえてゴールする瞬間、大人が本気になって挑む場面、応援の声が混ざる会場の雰囲気など、競技そのものが観客と参加者を結ぶ要素になっていました。

  • 1レースあたりの人数:8名
  • 合計達成人数:1,432名
  • 審判・記録管理:専任チームが記録の整合性を確認
  • 運営上の留意点:安全対策、進行管理、参加者の本人確認

関係者の考えと今回の意義

ぱん食い競走協会の設立以来の理念は「ぱん食い競走で世界と繋がり、世界平和を実現する」ことにあり、今回のギネス世界記録認定はその方針の一里塚として位置づけられます。協会の代表や副代表は、今回の達成が単なる数値の更新にとどまらない社会的な価値を持つことを強調しています。

会長である為末大は、ぱん食い競走が年齢や運動神経に関係なく誰もが一緒に楽しめるスポーツであることを指摘し、今後は海外での開催も視野に入れていると述べています。副会長の木村光伯は、1,432名の参加によって生まれた多数の笑顔や現場の温かい一体感を今回の記録の最大の価値として説明しています。

会長(為末 大)コメントの要旨
ぱん食い競走は年齢や運動能力に関係なく楽しめるスポーツであり、今回の認定を新たな発展の契機としたい。海外開催も検討している。
副会長(木村 光伯)コメントの要旨
1,432名の参加がもたらした笑顔とつながりが記録の真の価値であり、今回の達成を足がかりに全国的・国際的に活動を広げていく。

現場で観られた具体的な光景と運営の裏側

当日は、ゴール後に参加者がパンを頬張る場面や、応援による会場の一体感が幾度となく観測されました。競技は短時間の反復で進行するため、綿密なスケジュール管理とスタッフ間の連携が不可欠でした。

また、記録の信頼性を担保するため、すべてのレースで審判が正確に確認を行い、その記録を紙と映像で保管する運用が採用されました。これによりギネス世界記録申請時に要求される証拠書類の整備が実現しています。

寄付活動、協会概要、連絡先

協会はイベント開催後の社会貢献活動として、今回開催分のパンの寄付も実施しています。具体的には、今回用意したパンのうち1,200個を浜松市内のこども食堂に寄付すると発表しました。これはイベントの余剰物資を地域の福祉に還元する取り組みの一環です。

ぱん食い競走協会は2024年4月4日(あんぱんの日)に設立され、代表は為末 大、役員に副会長の木村 光伯が就いています。活動目的はぱん食い競走文化の普及と発展であり、幅広い世代が楽しめるスポーツイベントの開催と、それに付随する社会貢献を行っています。

団体名
ぱん食い競走協会
設立
2024年4月4日(あんぱんの日)
会長
為末 大
副会長
木村 光伯
活動内容
ぱん食い競走文化の普及と発展
Email
info@tamesue.com(株式会社Deportare Partners内)
公式サイト
https://www.bread-biting-race.jp/
note
https://note.com/pankui
instagram
https://www.instagram.com/pankui2024/

主催団体との連携により、今後も全国各地での開催や地域連携を軸に活動を継続するとしています。海外開催に関しては現地の受け入れ体制や国際標準の運営手順を整備したうえで検討する方針が示されています。

記事内容の整理(要点表)

以下の表は、本記事で伝えた主要情報を分かりやすく整理したものです。イベントの基本情報、達成数、主催、寄付の内容、団体情報と連絡先を一覧化しています。

項目 内容
発表元 株式会社Deportare Partners(プレスリリース発表日時:2025年12月5日 11時30分)
イベント名 世界最大のパン食い競走-Largest bread-biting race-
実施日 2025年11月23日(日)
会場 アクトシティ浜松 展示ホール(静岡県浜松市)
主催 パン食普及協議会・全日本パン協同組合連合会・ぱん食い競走協会
達成人数 1,432名(ギネス世界記録™認定)
認定日 2025年11月23日
寄付 パン1,200個を浜松市のこども食堂へ寄付
協会設立日 2024年4月4日(あんぱんの日)
連絡先・公式 info@tamesue.com、https://www.bread-biting-race.jp/、note、Instagram

今回のギネス世界記録認定は、単に参加人数を記録として残すだけでなく、参加者と地域、主催団体が連携して運営した結果として成立した点が重要です。寄付活動を含めた地域還元の仕組みや、年齢や背景を問わず参加できる競技性は、今後の活動展開において注目される要素となります。

参考リンク: