エレキ特化音ゲー『Heavenly Guitars』Steam参入

Steamで広がる、エレキギター特化の対戦音楽ゲームの世界

株式会社パンドラは、エレキギターにフォーカスした対戦型音楽ゲーム『Heavenly Guitars（ヘブンリーギターズ）』のSteam版配信を決定し、2025年12月5日13時00分付の発表で、同日より北米・アジア・オセアニアなどの地域でウィッシュリスト登録を開始したと公表しました。Steam版の正式リリースは2026年春を予定しています。

今回の発表は海外展開を強く意識したものであり、既にPCブラウザ版やiOS・Android版を配信中のラインナップを拡張する形でのSteam参入です。ウィッシュリストへの登録はSteamのタイトルページから行え、公式サイトや公式SNSも案内されています。

• ウィッシュリスト登録ページ：https://store.steampowered.com/app/3968980/Heavenly_Guitars/
• 公式サイト：https://www.heavenly-guitars.com/
• 公式X：https://x.com/HeavenlyGtrs
• 公式YouTube：https://www.youtube.com/@Heavenly_Guitars

ギター奏法を再現する操作系と生演奏に基づくサウンド

『Heavenly Guitars』はギター奏法をモチーフにした独自の操作システムを採用し、エレキギター特有のサウンド表現に徹底的にこだわったタイトルです。ゲーム内の音は全て生演奏で制作されており、演奏のニュアンスやサウンドの厚みをプレイ体験へと直結させる設計がなされています。

対戦型のオンラインバトルを中心に、ギターのパラメーターやスキル、エフェクター、アンプ、ギタリストの選択などを組み合わせることで、テクニックと戦略が求められるゲームプレイを実現しています。パーツの一部はカスタマイズ可能で、自分だけのプレイスタイルの構築も可能です。

主なゲームシステムと特徴

ゲームの主要な特徴は下記の通りです。直感的な操作性とリアルなギターサウンド、豊富なカスタマイズ、対戦を軸にしたランク制のオンラインモード、そして継続的な楽曲追加・海外向けアレンジの計画が挙げられます。

• 直感的な操作性と、生演奏に基づいたリアルなギターサウンド
• ギター／ギタリスト／エフェクターなど、多彩なカスタマイズ要素
• ランク制オンラインバトルで技術と戦略を競い合う仕組み
• 継続的なアップデートとして人気曲の追加や海外向けアレンジを予定

注意点として、本作におけるWeb3要素であるギターのNFT化は、Steam版では対応していません。また、ゲーム画面の表示内容は実機と異なる場合があり得ます。

収録楽曲とユーザー反応、アップデート計画

収録楽曲は全て生演奏により制作されています。海外展開を見据えた曲の選定やアレンジも行っており、2025年10月には「千本桜」を追加収録しました。具体的には「千本桜～Metal Version～」を配信した実績があり、その配信時にはユーザーから高評価の反応が寄せられています。

配信時のユーザーコメントとしては「語彙無くなるほどかっこよ」「好みの音楽すぎてやばい」といった声が報告されており、楽曲のクオリティやアレンジに対する評価が確認できます。これらの反応を踏まえ、さらに人気楽曲の追加や機能拡張を継続的に予定しています。

追加収録（例）

2025年10月：『千本桜～Metal Version～』追加収録（生演奏）

配信時の反応

ユーザーからの高評価コメントが複数報告されている

配信時期、対象デバイス、価格体系

サービス概要として、既にPCブラウザ版とモバイル（iOS・Android）版はリリース済みで、Steam版は2026年春配信予定です。各プラットフォームごとの配信時期と地域は下記の通りとなっています。

ゲームは基本プレイ無料（アイテム課金制）で提供される予定です。対象国・地域や配信スケジュールは次のように整理されています。

• 配信済み：PCブラウザ（日本：2025年5月8日）、iOS・Android（日本：2025年7月16日、台湾・香港：iOS・Android）
• 配信予定：Steam（北米、アジア、オセアニアなど、2026年春予定）
• 価格：基本プレイ無料 / アイテム課金制

配信・パブリッシングの体制

Steam版はSo-net Entertainment Taiwan Limited（本社：台湾台北市）と株式会社パンドラによる共同開発プロジェクトとして制作され、Steam版のパブリッシングは株式会社パンドラが担当します。PCブラウザ版およびアプリ版（iOS／Android）に関しても、順次パブリッシングを株式会社パンドラへ引き継ぐ予定であり、詳細はゲーム内のお知らせで案内されます。

共同開発とローカライズ、各プラットフォームへの最適化を通じて、地域ごとの配信調整やコンテンツアップデートが行われる見込みです。

開発・運営企業の概要と権利表記

本作はSo-net Entertainment Taiwan Limitedと株式会社パンドラによる共同プロジェクトであり、権利表記は下記のとおりです。

© 2025 So-net Entertainment Taiwan Limited / PANDOLOR Inc. All rights reserved.

株式会社パンドラ（PANDOLOR Inc.）

所在地：東京都渋谷区渋谷1-3-18

設立日：2019年12月9日

資本金：1億円

代表者：代表取締役 森先一哲

事業内容：ゲーム・デジタルコンテンツの企画・開発・運営、アートワークおよびクリエイティブディレクション、コンサルティング、タレントマネジメント・プロモート

URL：https://www.pandolor.co.jp

なお、記載されている会社名および商品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。本稿に記載の情報は発表日（2025年12月5日）現在のものであり、検索日や参照時点で内容が変更されている可能性があります。

要点の整理

以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものです。配信時期、対応デバイス、開発・パブリッシング体制、主要な特徴、収録楽曲の状況などを一目で確認できます。

発表内容は上記のとおりで、Steam版のウィッシュリスト登録は既に開始されています。配信スケジュールや機能の詳細、楽曲追加のタイミングなどは引き続き公式告知が案内される見込みです。