日経エンタが総力分析|2025年メガヒット10選

2025年エンタメ総力研究

開催日:12月4日

2025年エンタメ総力研究
この特集で何がわかるの?
2025年のヒット作品や人物をセールス・社会影響度・新規性・グローバルの4視点で分析した49ページ特集。ベスト10や7大ジャンル別ランキング、注目4ジャンルのデータ解析まで網羅してヒットの背景や数値を詳述しています。
いつ発売されたの?どこで買えるの?
雑誌『日経エンタテインメント!』2026年1月号は発売日が2025年12月4日で、通常版890円・特装版960円。主要ECや書店、掲載のAmazon販売ページ(例:https://amzn.asia/d/1OeLYpB)で購入できます。

2025年の「何が売れ、何が話題になったか」を一冊で読み解く

株式会社日経BPは、エンタテインメント総合メディア『日経エンタテインメント!』の2026年1月号(発売日:2025年12月4日)で、特集「2025年メガヒットエンタメ総力研究」を掲載し、「2025年エンタメベスト10」や「7大ジャンル年間ヒットランキング」、「注目4ジャンルデータ分析2025」などを含む総力49ページで2025年のエンタテインメントを振り返る特集を組んでいる。プレスリリースは2025年12月4日に発表され、日経BPは同情報を2025年12月5日 14時00分に公表した。

この号の編集方針は、(1)セールス(2)社会影響度(3)新規性(4)グローバル進出度という4つの視点で、2025年を代表する作品・人物を選び、関係者取材とデータ分析を組み合わせてヒットの背景を読み解く点にある。誌面はメイン企画の49ページに加え、表紙・巻頭インタビューや巻末特集など多面的に構成されている。

編集部が選出した「2025年エンタメベスト10」とその詳細

編集部は、2025年に発表された作品や活躍が目立った人物・プロジェクトの中から、4つの評価軸で総合判断を行い、以下の10組を「2025年エンタメベスト10」として選出した。誌面では各項目について関係者取材やデータを用いて詳細に解説している。

選出された10組は順不同で、以下のとおりである。

timelesz
24年秋に配信開始された新メンバーオーディション「timelesz project」から成長。25年2月15日に発表された新体制が新規ファン獲得に成功し、音楽・テレビ・CMなど多分野で成果をあげた。
Snow Man
ベスト盤が自己最高セールスの161.3万枚を記録。初のスタジアムライブ開催、ライブビューイング1公演で25万人を動員するなど国内でのセールス力を示すとともに、グローバルな活動も目立った。
『国宝』(映画)
25年6月6日公開。公開初週の興収は3億4600万円で週間ランキング3位だったが、週を追うごとに成績を伸ばし、25年11月24日時点で興行収入173.7億円を突破。邦画実写作品の歴代興行収入第1位となった。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来(映画)
25年7月18日公開。公開122日間で興行収入約379億円を記録し、海外展開も拡大。25年11月16日時点で全世界累計総興行収入は約1063億円を超え、日本映画歴代興収1位を更新した。
HANA
BMSGとちゃんみなによるオーディション「No No Girls」から誕生。デビュー曲『ROSE』はBillboard Japan Hot 100で初登場1位、25年10月には2億回再生を突破。メッセージ性と音楽性、共感性が結びつき、25年を象徴する音楽ムーブメントの一つとなった。
KAWAII LAB.
アソビシステムが展開するアイドルプロジェクト。FRUITS ZIPPERは26年2月に東京ドーム公演を控え、CANDY TUNEの『倍倍FIGHT!』は大ヒット。2組が第76回NHK紅白歌合戦の出演を決定し、SWEET STEADYやCUTIE STREETもアリーナ規模に成長してアイドルプロジェクトとしての存在感を高めた。
AiScReam
『ラブライブ!』シリーズから生まれたユニット。デビュー曲『愛♡スクリ~ム!』はTikTokでのUGC投稿数1100万件、YouTube関連動画総再生数175億回(25年9月1日現在)を記録し、世界各地でチャートイン。米ビルボードのGlobal Japan Songs excl. Japanでは2位となった。
Mrs. GREEN APPLE
25年もヒット曲を連発し、ビルボードの年間ランキングでトップ3を独占。国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」で「最優秀アーティスト賞」を受賞。初の韓国ライブ、初の5大ドームツアーなどのライブ活動を展開し、既存の枠にとらわれない挑戦を続けた。
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(ドラマ)
放送開始直後から第1話のTVer再生回数が3週間弱で600万回を超え、25年12月時点でTVerお気に入り登録者数は170万人に達した。若い世代の葛藤を描き、夏帆と竹内涼真のW主演がリアルに表現している。
大阪・関西万博
最終的に総来場者数は2900万人を超えた大型イベント。開幕日にはAdoのスペシャルライブが行われ、吉本興業の常設イベントがSNSで話題になった。来場者満足度ではガンダムをテーマにしたパビリオンが第1位に選ばれるなど、国内外にエンタテインメントの力を発信した。

各選出項目の解説と具体的な数字

誌面では、上記10組それぞれについて、ヒットの背景、戦略、データ分析を掲載している。映画や音楽の売上・興行収入、配信の再生数、ライブ動員数、SNSでのUGC(ユーザー生成コンテンツ)数などを用い、多角的に評価を行っている。

具体的な数値としては、Snow Manのベスト盤161.3万枚、映画『国宝』173.7億円、『鬼滅の刃』第一章の国内興収約379億円・全世界累計約1063億円、AiScReamのYouTube関連総再生数175億回、TVerの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』のお気に入り登録者数170万人などが誌面で示されている。

7大ジャンルの年間ヒットランキングとデータ提供元

誌面では「映画」「定額制動画配信(SVOD)」「ドラマ」「バラエティ」「ゲーム」「音楽」「マンガ・本」の7大ジャンルから年間ランキングを集約し、各ジャンルの識者への取材とともにデータから25年を俯瞰している。

掲載された年間チャートは多数あり、データ提供元やランキング対象は明記されている。

  • 映画興行収入ランキングTOP10(編集部調べ)
  • 映画満足度ランキングTOP10(データ提供:Filmarks)
  • SVOD総合ランキングTOP20(データ提供:GEM Partners)
  • SVODオリジナル作品視聴ランキングTOP10(データ提供:GEM Partners)
  • ドラマ最高個人視聴率ランキングTOP20(データ提供:ビデオリサーチ、関東地区)
  • ドラマTVerお気に入り登録者数最高値ランキングTOP5(編集部調べ)
  • バラエティ最高個人視聴率ランキングTOP20(データ提供:ビデオリサーチ、関東地区)
  • ゲームソフト販売本数ランキングTOP10(データ提供:ファミ通)
  • ゲームアプリ消費支出ランキングTOP10(データ提供:Sensor Tower)
  • ビルボードジャパン HOT100 TOP20(データ提供:ビルボードジャパン)
  • アルバムセールスTOP10(データ提供:サウンドスキャン)
  • コミックランキングTOP10(データ提供:オリコン)
  • 書籍ランキング総合TOP10(データ提供:オリコン)

ランキングの要点と注目作

映画興行収入では、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章、『国宝』『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』の3作品が100億円を突破した。映画満足度ランキングでは『劇場版チェンソーマン レゼ篇』が首位となった。

SVODの総合ランキングでは『薬屋のひとりごと』が首位で、上位6位までをマンガ・アニメ系コンテンツが占める結果となった。SVODオリジナル作品視聴ランキングではNetflixの『イカゲーム』が1位、Prime Videoの『私の夫と結婚して』が2位に入り、プラットフォーム間の競争の様相を示した。

ドラマ視点では、個人視聴率トップは『あんぱん』。NHK朝ドラからは『ばけばけ』『おむすび』が上位に入った。TVerのお気に入り登録では『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が1位で、視聴形態の多様化が数値に反映された。

ゲーム分野では『マリオカート ワールド』『Pokémon LEGENDS Z-A』の2本が100万本超えを達成し、アプリでは『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が消費支出ランキングでトップとなった。音楽ではMrs. GREEN APPLEがビルボード年間TOP3を独占、Snow Manの『THE BEST 2020-2025』が唯一の100万枚超えアルバムになった。

注目4ジャンルのデータ分析と特集コンテンツ

「注目4ジャンルデータ分析2025」では、特に示唆に富む4つの切り口でデータを示し、25年のヒット動向を深掘りしている。

各分析は外部データ提供元と共同で実施され、推し活やJ-POPの海外動向、ライブ動員力、テレビアニメの視聴動向など多面的な視点を提示する。

【1】推しファン人数&支出金額“月額”推移(データ提供:GEM Partners)

「推し活MAP」を用いて、timeleszやHANAなどオーディション番組発のグループ、さらにはプロ野球やMLBの日本人選手に関連するファン動向を分析している。推しファンの人数推移に加え、支出金額(月額)の推移を示し、どの分野で商業的な成長が見られたかを定量的に把握している。

この分析では、オーディション発のグループが新規ファン獲得力を発揮した点や、スポーツ関連の国際的な成功が国内の消費行動に与えた影響を示している。

【2】J-POP全世界年間ランキング(データ提供:ビルボードジャパン)

J-POPが13の国と地域(アジアの韓国・台湾・インドネシア、欧州のフランス・ドイツ、米国、ブラジル、南アフリカなど)でどの楽曲が聴かれたかを集計した。TOP20を掲載し、海外での聞かれ方の地域差を示している。

25年はアニメタイアップ曲の強さが目立ち、ビルボードのGlobal Japan Songs Excl. Japanのトップ2はCreepy Nutsの『オトノケ』『Bling-Bang-Bang-Born』となった点が注目される。

【3】ライブ動員力ランキングTOP40(編集部調査)

年間のライブ本数と各公演の会場収容人数から編集部が算出した「年間ライブ動員力」ランキングを掲載。Snow Manが初の1位、BE:FIRSTが初のTOP10入りという結果が出た。

この分析では25年にソロアーティストの台頭が顕著で、トップ40に7組のソロが入り、前年の4組から約2倍に増加した。米津玄師はソロとして最上位の11位に位置付けられている。

【4】テレビアニメ視聴動向TOP100(データ提供:TVS REGZA社)

クールごとの「シーズン接触率 総合ランキングTOP25」や「性・年代別バランス比較」を含めた視聴傾向分析を行った。『薬屋のひとりごと』が圧倒的な強さを示し、SVODとテレビ放送の視聴接点を考察している。

各分析は図表やグラフで裏付けられており、誌面ではデータ詳細を通じて制作側やマーケターにとって有益な視点を提示している。

号の仕様、表紙・インタビュー、入手情報と問い合わせ先

「日経エンタテインメント! 2026年1月号」は、発売日が2025年12月4日(木)で、特集は「2025年メガヒットエンタメ総力研究」。特集は49ページの大特集として組まれている。発行は株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)。

表紙・巻頭や特装版の情報、特集の顔ぶれも明示されている。

  • 表紙(通常版):橋本将生・猪俣周杜・篠塚大輝(timelesz)
  • 表紙(特装版):FRUITS ZIPPER
  • 表紙・巻頭インタビュー:橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝(timelesz)
  • 特装版表紙:FRUITS ZIPPER
  • 巻末特集:「KAWAII LAB.研究」
  • 「今年の顔」インタビュー:吉沢亮、夏帆、Ado、AiScReam、朝井リョウ

価格は通常版が特別定価890円、特装版が特別定価960円となっている。購入や詳細情報へのリンクは、販売ページや短縮URLで案内されている(購入先例:https://amzn.asia/d/1OeLYpB)。

この号の内容に関する問い合わせや取材申し込みは、日経BPのコーポレートサイトの問い合わせページ(https://www.nikkeibp.co.jp/faq/)から受け付けると案内されている。プレスリリースに掲載された画像や素材はダウンロード可能とされている。

主要データ提供元および関連リンク

本特集で用いられた主なデータ提供先は以下の通りである。誌面では各データの出典を明示し、ランキングの根拠を提示している。

Filmarks
映画満足度ランキングのデータ提供。
GEM Partners
SVOD関連ランキング、推しファンの支出推移などのデータ提供。
ビデオリサーチ
ドラマ・バラエティの個人視聴率データ(関東地区)。
ファミ通
ゲームソフト販売本数ランキング。
Sensor Tower
ゲームアプリの消費支出ランキング。
ビルボードジャパン
HOT100およびJ-POP全世界ランキングのデータ提供。
サウンドスキャン
アルバムセールスデータ。
オリコン
コミック・書籍ランキングのデータ提供。
TVS REGZA社
テレビアニメ視聴動向のデータ提供。
記事の主要項目まとめ
項目 内容
発表元 株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)
リリース日 2025年12月4日(発表)、公表:2025年12月5日 14時00分
雑誌号 日経エンタテインメント! 2026年1月号(発売日:2025年12月4日)
特集名 2025年メガヒットエンタメ総力研究(総力49ページ)
「2025年エンタメベスト10」 timelesz、Snow Man、『国宝』、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章、HANA、KAWAII LAB.、AiScReam、Mrs. GREEN APPLE、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』、大阪・関西万博
主なランキング掲載 映画興行収入TOP10、映画満足度TOP10、SVOD総合TOP20、ドラマ視聴率TOP20、ゲーム販売TOP10、ビルボードHOT100 TOP20、コミックTOP10、書籍TOP10 他
注目4ジャンル分析 推しファン人数&支出推移(GEM Partners)、J-POP全世界ランキング(ビルボードジャパン)、ライブ動員力TOP40(編集部)、テレビアニメ視聴動向TOP100(TVS REGZA社)
価格 通常版 890円、特装版 960円
購入・関連リンク 購入例:https://amzn.asia/d/1OeLYpB、表紙画像:nkbp.lnky.jp/Vsj3jRW(通常版)、nkbp.lnky.jp/QE82s0c(特装版)
問い合わせ 日経BPコーポレートサイト問い合わせページ:https://www.nikkeibp.co.jp/faq/

本稿は日経BPが発表したプレスリリースの内容を基に、2025年のエンタテインメント動向を整理して伝えるものである。各ランキングや数値は誌面および提供元のデータに基づき示されており、詳細や画像素材は日経BPの案内に従って入手できる。

参考リンク: