フォルクスワーゲンが『ズートピア2』でEVを劇中登場させるコラボ
ベストカレンダー編集部
2025年12月5日 22:00
ズートピア2×VWコラボ
開催日:12月5日
フォルクスワーゲンと『ズートピア2』が描く新たな共創の風景
フォルクスワーゲングループジャパン株式会社は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア2』の劇場公開(2025年12月5日(金)公開予定、配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)を記念し、グローバル規模のコラボレーションを開始すると発表しました。発表は2025年12月5日18時00分付のリリースに基づくもので、両社の協業はブランドストーリーテリングとエンタテインメントの接続を目指すものです。
このコラボレーションでは、フォルクスワーゲンの電気自動車(EV)モデルをモチーフにしたアニメーション車両が劇中に登場します。映画のユーモラスな世界観に合わせてデザインされたカスタムアニメーション車両は、フォルクスワーゲンのブランド要素を“ズートピア風”に翻案したもので、キャラクターの物語性と結びつけて提示される点が特徴です。
登場車種と“ウルフスワーゲン”という表現
劇中に登場する車両は、フォルクスワーゲンの電気自動車ID.3、ID.4、ID.7ツアラーをモチーフにした3台のカスタムアニメーション車両です。これらは実車のデザイン言語を下敷きにしつつ、アニメーションの文脈で再解釈されています。
さらに、本作ではフォルクスワーゲンが“ウルフスワーゲン”として表現されます。このネーミングはブランド本拠地ヴォルフスブルク(Wolfsburg)へのオマージュを含んだもので、映画の中のパロディ的なユーモアと連動しています。
- アニメーション登場モデル:ID.3、ID.4、ID.7ツアラーをベースにしたカスタム車両(計3台)
- 劇中名称:ウルフスワーゲン(ズートピア世界でのパロディ表現)
グローバル展開の枠組みと各国での展開方針
フォルクスワーゲンは本コラボレーションをグローバルで展開し、各国の市場特性に応じた施策を組み合わせて実施します。各国のフォルクスワーゲン法人が独自のプロモーションを展開することで、ブランドメッセージを地域ごとに最適化する方針です。
ドイツ市場の具体例としては、ゴルフ、ID.7 トゥアラー、T-Crossを対象にしたリースキャンペーンの訴求に本コラボレーションを活用する取り組みが挙げられています。その他市場でも、SNSコンテンツや限定キャンペーン、試乗施策など多角的な展開が予定されています。
- グローバル統一のブランド施策と地域最適化の両立
- 各国でのプロモーション施策(例:ドイツでのリースキャンペーン)
- SNSや動画コンテンツを活用した認知拡大
映画との接続を描くキャンペーン動画と楽曲の起用
フォルクスワーゲンは『ズートピア2』の劇場公開に合わせ、SNS向けのキャンペーン動画を順次投稿します。これらの動画は、映画の世界観からインスピレーションを受けて“ズートピア風”にアレンジされた各モデルを紹介する内容で、アニメーションの魅力と車両の個性を結びつけて提示します。
キャンペーン動画では、映画に登場するスター歌手ガゼルの新曲も使用されています。音楽と映像の組み合わせにより、視聴者に新作映画への期待感を喚起する構成です。フォルクスワーゲンのオリジナル動画は以下のリンクで視聴できます。
- 公開動画(YouTube):https://youtu.be/hMsqyebggUU
- 動画の主な要素:ズートピア風ビジュアル、ID.3/ID.4/ID.7ツアラーのアレンジ、ガゼルの新曲起用
CMの構成と訴求ポイント
動画は短尺でのSNS拡散を前提に制作され、映画のキャラクター性や世界観を抽出しながらフォルクスワーゲン車のデザインや電動化のメッセージを伝える構成です。視覚的に映画世界と車両デザインを融合させることで、ブランドと作品の親和性を示しています。
使用楽曲としては、ズートピアの世界に登場するガゼルの新曲が採用され、映画ファンの関心を引きつつブランド側の表現も補強する意図が読み取れます。楽曲の起用は視聴者の感情に訴える重要な要素として位置づけられています。
- 短尺SNS向けの動画構成
- 映画世界のビジュアルと車両のデザインを融合
- ガゼルの新曲をBGMとして使用
動画の公開先と視聴方法
フォルクスワーゲンは公式YouTubeや各国のSNSアカウントを通じて順次コンテンツを投稿する予定です。日本向けにはフォルクスワーゲン ジャパンのチャンネルや公式サイトを中心に展開されます。
加えて、映画公式ページ(disney.jp/zootopia2)や配給元の情報と連携することで、映画公開とブランドキャンペーンを同期させる取り組みも行われる見込みです。視聴者はYouTubeリンクや公式SNSを通じて動画を確認できます。
ブランドの視点とこれまでの協業実績
フォルクスワーゲンのチーフ・ブランド・オフィサー、クリスティン・ウォルバーグは、今回の取り組みをブランドストーリーテリングの重要な一手として位置づけています。ウォルバーグのコメントでは、映画が描く価値観とフォルクスワーゲンの目指す方向性に共通点があることが示されました。
リリース内のコメント要旨は次のとおりです:映画『ズートピア2』は偏見に向き合いながら新たな可能性を切り拓くことの大切さを描いており、その価値観はフォルクスワーゲンとも重なる。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとの協力を通じて、ブランドをズートピアの世界観で表現するユーモアにあふれた取り組みを実現できることを楽しみにしている、というものです。
これまでのコラボレーション事例
フォルクスワーゲンはすでにウォルト・ディズニー・スタジオおよび関連作品とのコラボレーションを複数回行ってきました。代表的な例として、ID. Buzzの市場投入に際し、スター・ウォーズシリーズの『オビ=ワン・ケノービ』やマーベル・スタジオ映画『アントマン&ワスプ:クォンタマニア』との連携施策が挙げられます。
これらの事例では、映画作品の世界観と車両のイメージを結びつけることで製品認知やブランド接触点を拡大する手法が採られてきました。今回の『ズートピア2』コラボレーションも同様の考え方に基づいています。
- ID. Buzz市場投入時のコラボ事例(『オビ=ワン・ケノービ』『アントマン&ワスプ:クォンタマニア』)
- 映画世界の要素を取り込みつつ、製品訴求を行う戦略
作品情報、問い合わせ先と要点の整理
以下は本リリースに含まれる『ズートピア2』およびコラボレーションに関する主要情報です。作品情報、公開日、配給、公式サイト、著作表記、さらにフォルクスワーゲンの問い合わせ先まで、報道資料に記載された内容を網羅的に整理します。
記事末尾には本リリースの内容をわかりやすくまとめた表を配置します。表を参照することで主要事項を短時間で把握できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | フォルクスワーゲングループジャパン株式会社(フォルクスワーゲン ジャパン) |
| 発表日時 | 2025年12月5日 18時00分 |
| コラボ対象作品 | 『ズートピア2』(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 株式会社) |
| 映画公開日 | 2025年12月5日(金) |
| 登場車両(劇中) | ID.3、ID.4、ID.7ツアラーをモチーフにした3台のカスタムアニメーション車両(“ウルフスワーゲン”として登場) |
| キャンペーン動画 | SNS向けに公開、ズートピア風アレンジのフォルクスワーゲン各モデルを紹介。動画URL:https://youtu.be/hMsqyebggUU |
| 使用楽曲 | ズートピアに登場するスター歌手ガゼルの新曲を起用 |
| グローバル展開 | 各国の市場特性に合わせて展開(例:ドイツではゴルフ、ID.7 トゥアラー、T-Cross対象のリースキャンペーンに活用) |
| 過去の協業事例 | ID. Buzzの市場投入時の『オビ=ワン・ケノービ』や『アントマン&ワスプ:クォンタマニア』とのコラボレーション |
| 映画公式サイト | disney.jp/zootopia2 |
| 著作権表記 | © 2025 Disney Enterprises, Inc. |
| お問い合わせ先(フォルクスワーゲン) | フォルクスワーゲン カスタマーセンター tel.0120-993-199 |
| 関連リンク | https://www.volkswagen.co.jp/ja.html |
以上がリリースに基づく要点の整理です。フォルクスワーゲンとウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのコラボレーションは、映画の持つ物語性とブランドのデザインや電動化メッセージを結びつける試みであり、公開に向けて映像・音楽・プロモーションの各要素を連動させて展開されます。作品情報や動画、問い合わせ先は上記の表に示したとおりです。
参考リンク: