4/26開催｜周防大島ウルトラマラニック2026　35km新設で参加しやすく

瀬戸内ブルーを感じる島旅ラン — 周防大島をめぐるコースの魅力

瀬戸内海の風景を余すところなく取り込んだ「周防大島ウルトラマラニック2026」は、島全域を舞台とするコース設計が大きな特徴です。海岸線の穏やかな青、みかん畑や丘陵地帯、島の集落といった多彩な景観が、走るほどに続くため「旅をしながら走る」感覚が得られます。

特に従来からのロングコースである100km（ウルトラコース）と70km（アドベンチャーコース）は島をぐるりと回るルートを採用しており、朝日の中を走る区間、潮風を感じる海沿いの道、原風景が残る集落を抜ける区間など変化に富んだ走行が楽しめます。参加者からは「時間を忘れるほど気持ちいい」「人生で一度は走りたい」といった評価が届いています。

コースの具体的な見どころ

各コースともに、瀬戸内海の海色や島の暮らしを身近に感じられる区間を厳選しています。景観の変化によって心と体に新たな刺激を与えるよう設計されている点が特徴です。

長距離を走るウルトラやアドベンチャーの参加者は、日中から夕刻にかけて刻々と変わる海の表情や、みかん畑が連なる丘の道、静かな集落の狭い路地などを経由します。35kmの新設コースは観光的要素を重視し、無理なく達成感を得られるルートを配置しています。

• 海岸線のラン：潮風とともに走る穏やかな区間
• みかん畑の丘：アップダウンで変化をつける区間
• 集落の道：島の暮らしや文化と触れ合える区間

島民の温かさとエイドがつなぐ“交流の大会”

周防大島ウルトラマラニックの大きな魅力は、単に走るだけで終わらない点にあります。沿道で声援を送る島民の存在、エイドステーションで振る舞われる地元の手づくり料理が織りなす時間は、この大会を「交流の場」にしています。

島民は子どもからお年寄りまで幅広く沿道に立ち、「がんばりんさいね」「よう来ちゃったね」といった方言まじりの声でランナーを励まします。エイドでは地元ボランティアが笑顔で迎え、ランナーとの会話が自然に生まれることも本大会の特徴です。

充実のエイドメニュー — 食べて進む“食のマラニック”

エイドステーションは補給以上の“ご褒美タイム”として設けられ、周防大島ならではの食材を活かしたメニューが並びます。手づくりの温かさが伝わる料理が続くことで、完走に向けた心の支えにもなります。

具体的な提供メニューは次の通りです。これらは大会エイドで実際に提供される内容を列挙したものです。

• いりこみそのおむすび
• ひじきサラダ
• 煮穴子の握り寿司
• 島のはちみつやジャムを使ったスイーツ
• みかん鍋

ランナーからは「補給なのに幸せ」「ずっとここにいたい」といった声が上がるほど、地元食材を活かしたエイドが競技を支えます。

前夜祭と新設35km — 初心者や観光ラン志向にも配慮

大会前日には前夜祭が開催されます。前夜祭はランナー同士、島民、ボランティアが一堂に会する場であり、島の食材を用いた料理やドリンクが並ぶアットホームなイベントです。会場のレストランシェフによるバイキング形式の提供や地元フラダンスチームのパフォーマンスが予定されており、参加者間での情報交換や交流が活発に行われます。

この前夜祭は翌日のレースに向けた準備や仲間との再会、新しい出会いの場になることを意図しています。大会本番前からコミュニケーションが生まれることで、心理的な安心感や仲間意識が育まれます。

新設「チャレンジコース（35km）」の位置づけ

2026年大会から新設されたチャレンジコース（35km）は、ウルトラへの参加に不安を感じるランナーや、観光的に島を楽しみたいランナーを想定した設定です。35kmは景色の良い要所を詰め込み、走りごたえと旅ランとしての満足感の両立を目指しています。

35kmの導入により、従来の100km・70kmに加えて、より多くのランナーが参加しやすくなりました。初めて島で走るランナーも無理なく完走を目指せる距離設計です。

開催概要と申し込みについて詳しく

大会は周防大島ウルトラマラニック実行委員会が主催し、会場は片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場併設の円形広場（〒742-2511 山口県大島郡周防大島町大字平野）に設定されています。開催日は2026年4月26日（日）です。

エントリーや定員など、大会参加に関わる主要な情報は以下の通りです。本項目では主催者や開催地、種目ごとの定員などを明確に提示します。

上の表はプレスリリースに記載された開催情報をそのまままとめたものです。エントリー期間の日付表記はプレスリリース原文に準拠していますので、申込みを検討する際は公式サイトでの最新情報の確認を推奨します。

なお、本大会に関する各種画像やプレスリリース素材はダウンロード可能な形式で提供されています。参加申込みや大会詳細の確認は公式サイトの関連リンクをご参照ください。

要点の整理

最後に、この記事で紹介した周防大島ウルトラマラニック2026の主要事項を表にまとめます。エントリー期間、開催日、会場、種目と定員、主催団体、公式サイトといった大会参加に必要な情報を簡潔に一覧化しています。

瀬戸内の自然と島の暮らし、人と人の交流を感じられる大会運営の方針と、新設された35kmの導入により参加の門戸が広がった点が本大会のポイントです。公式サイトでは詳細なコース図や参加要項、各種画像のダウンロードなどが案内されていますので、参加を検討する場合はそちらで最新の情報を確認してください。