赤果肉リンゴ「キルトピンク」贅沢シュトーレン発売
ベストカレンダー編集部
2025年12月14日 15:17
キルトピンクシュトーレン発売
開催期間:12月13日〜12月19日
長野・豊野発、赤果肉リンゴ「キルトピンク」が生む新たな伝統菓子
長野県長野市豊野町の宮下果樹園(代表:宮下直也)が栽培した赤果肉のリンゴ「キルトピンク」を用いた、新作菓子が発表されました。プロジェクト名は「春夏秋冬果実菓子」の第一弾で、ドイツの伝統菓子であるシュトーレンを日本の希少フルーツで再構築した業界初の試みです。発表日時は2025年12月14日 15時00分です。
本件は、創業から100年以上を誇る宮下果樹園の培ってきた栽培技術と、西東京で2店舗を運営するベーカリーJOURS(オーナー:加藤太一)による菓子監修・製法の融合により実現しました。商品は限定生産で、林檎の個性を徹底的に引き出すことを目的に設計されています。
品種登録と樹上完熟という栽培の工夫
「キルトピンク」は長野県で開発され、令和6年9月に品種登録された赤果肉品種で、切ると果肉がピンク色に輝くのが特徴です。シャキッとした歯ごたえ、強めの酸味、そして高い糖度により濃厚な味わいが備わっています。
宮下直也は市場にまだ出回っていないこの品種に感銘を受け、栽培を早期に開始しました。さらに100年以上の知恵を活かして通常より樹上で2週間以上長く完熟させる手法を取り入れ、果実本来の風味を最大限に引き出す栽培管理を行っています。こうして得られたキルトピンクは数量限定の希少品です。
風味と市場性における独自性
キルトピンクは果肉に含まれるアントシアニン等により赤みを帯び、視覚的な魅力もあります。市場にはまだ出ておらず、農家側の早期栽培開始と熟成管理により商品化が可能となった点が大きな特徴です。
宮下果樹園は「フルーツで人生をPOPに!」を理念とし、菓子職人やカフェ、アパレルなど異分野と連携してフルーツの魅力を発信してきました。本企画はその延長線上にあり、伝統的なフルーツを再解釈する取り組みの第一弾です。
JOURS加藤太一が監修、林檎に徹底的にこだわったシュトーレンの中身
パン職人の加藤太一(JOURS二代目オーナー/パン職人)は、キルトピンクの素材を活かすため一から配合・製法を設計しました。完成した商品は「キルトピンクシュトーレン」と名付けられ、シュトーレン一本に完熟キルトピンク2個分を詰め込む仕様です。
シュトーレンの製法はドイツの伝統を踏まえつつも、使用する果実をキルトピンクに限定した点で概念にとらわれない内容です。加藤氏は素材の個性を尊重し、仕込みから仕上げまでを監修しています。
製法の工程(主要プロセス)
加藤氏が設計した工程では、まず完熟させたキルトピンクをドライ化します。ドライした果実はフランス産のカルバドス(リンゴの蒸留酒)と、宮下直也がプロデュースする長野県産熟成シードル「ツバクロスパンキー / and CIDER(長野)」で漬け込みます。
さらに生地には、7種のスパイスを用いたシナモン香るりんごのスパイスシロップ「ホットワインミックス(宮下果樹園)」を練り込み、アーモンドのマジパンと併せて果実をぎっしりと詰めて焼成します。焼き上がり後にはバターをたっぷりと染み込ませ、最終的に独自の粉糖で包み込む処理を施します。
ピンク粉糖の独自開発と色出し
最も目を引く要素の一つが、リンゴ由来のピンク粉糖です。これはキルトピンクの赤果肉と皮に含まれるアントシアニンを利用して粉糖を開発したもので、完全に市場非流通の一点ものです。
加藤氏と宮下果樹園は果肉と皮の比率、煮詰め時間などを何十回も検証し、最も美しくリンゴの風味を感じられる配合と製法を完成させました。視覚的な驚きと、口に含んだ瞬間に広がるキルトピンクと7種のスパイスの香りが特徴です。
商品概要、販売スケジュール、両者のプロフィール
ここでは商品仕様、予約・販売情報、そしてJOURSおよび宮下果樹園のプロフィールを整理して伝えます。すべての販売ルールや連絡先情報を明記します。
本企画は「春夏秋冬果実菓子」の第一弾として位置づけられ、林檎に徹底的に拘ったプレミアム菓子として100本限定で発売されます。
商品スペックと販売条件
- 商品名
- キルトピンクシュトーレン
- 価格
- ¥5,500(税込)
- 販売数
- 限定100本
- 予約開始
- 2025年12月13日(土)
- 予約締切
- 2025年12月19日(金)
予約は公式WEBストアにて受け付け、JOURS駅前店では商品の受け取りのみが可能です。宮下果樹園のPOPUP販売は12月24日(水)にTAIKO STORE TOYONOで行われます。
- 公式WEBストア: https://min-gardens.com
- JOURS駅前店(受取りのみ):東京都西東京市東町 3-5-12 アルモニーア 1F / 営業時間:10:00~18:00 / 定休日:日・月(購入は公式WEBストア)
- TAIKO STORE TOYONO:長野県長野市豊野町1003-2 / 営業時間:10:00〜16:00(宮下果樹園POPUPは12月24日のみ販売)
JOURSと加藤太一のプロフィール
JOURSは西東京で2店舗を運営する創業35年目のベーカリーです。本店は東京都西東京市北町 3-9-8(営業時間 8:00~18:00)、駅前店は東京都西東京市東町 3-5-12 アルモニーア 1F(営業時間 10:00~18:00)。定休日はいずれも日・月です。
加藤太一は西東京市出身。インテリア業界で培ったデザイン感覚を持ち込み、二代目オーナーとしてベーグルを中心に独自の世界観を構築しています。アウトドア専用パンキット「キャンパン」を開発するなど、地域に新しいパン文化を提案し続けるパン職人です。Instagram:@jours_pan
宮下果樹園と宮下直也のプロフィール
宮下果樹園は明治時代に初代・宮下五八郎がりんご栽培を始めて以来、5代にわたり100年以上続く農家です。代表・宮下直也は5代目としてりんごを中心に様々なフルーツを栽培し、「フルーツで人生をPOPに!」を理念に活動しています。公式WEBストア:https://min-gardens.com、Instagram:@made_in_miyashita
宮下直也は長野市のコンセプトムービー「FEEL NAGANO, BE NATURAL」に出演するなど、地域の自然や農業の魅力発信にも関与しています。また、リンゴの醸造酒プロジェクト「and CIDER」をプロデュースし、ジャパンサイダーカップやアジアサイダーチャンピオンシップで金賞を受賞するなど受賞歴があります。 創業者の名を冠した「五八郎」ブランドを立ち上げ、高級レストランやパティスリーへのフルーツ監修も行っています。
要点の整理
本章ではこの記事で扱った主要情報を表形式でまとめます。商品名、価格、販売期間、販売場所、主要な素材や製法の要点、関係者の情報を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | キルトピンクシュトーレン |
| 価格 | ¥5,500(税込) |
| 限定数 | 100本 |
| 予約期間 | 2025年12月13日(土)〜 2025年12月19日(金) |
| 発表日時 | 2025年12月14日 15:00 |
| 販売場所 | 公式WEBストア(https://min-gardens.com)、JOURS駅前店(受取りのみ)、TAIKO STORE TOYONO(宮下果樹園POPUPは12/24のみ) |
| 主要素材 | 完熟キルトピンク(シュトーレン1本に2個分)、フランス産カルバドス、長野県産熟成シードル「ツバクロスパンキー / and CIDER(長野)」、7種のスパイスを使用した「ホットワインミックス」、アーモンドのマジパン、バター、リンゴ由来のピンク粉糖 |
| 特徴 | 赤果肉リンゴ「キルトピンク」を贅沢に使用。樹上で2週間以上完熟させた希少果実をドライ化、蒸留酒とシードルで漬け込み、独自のピンク粉糖で包んだ業界初のシュトーレン |
| 関係者 | 宮下果樹園(代表:宮下直也)、JOURS(オーナー・監修:加藤太一) |
以上が本記事の要点整理です。この記事はプレスリリースに基づき、商品仕様、製法、販売情報、関係者情報を漏れなくまとめました。購入や受け取りの詳細については公式WEBストアおよび各店舗の案内を確認してください。